Q1皮革のお手入れの基本は?
A1皮革は乾燥すると傷が付き易く、ひび割れをします。何もしないで放っておくとだんだん乾燥してきますので、水分と油分の補給が基本となります。 スムース革なのか? 起毛皮革なのか? 艶の有無は? etcetc皮革の種類によって具体的なお手入れ方法は変わります。まずお手入れする 靴(バッグ)がどんな種類の皮革を使用しているのかをよく調べてください。


Q2最も多いスムース皮革の靴の具体的なお手入れ方法は?
A2女性のお肌のお手入れと同じです。
(1)クレンジングで化粧を落とす。 ⇒ステインリムーバー(水性クリーナー)で汚れと前のクリーム(蝋分)落とす。
(2)乳液などでスキンケア。⇒デリケートクリームでコンデションを整える。
(3)化粧をする。⇒補色効果のある乳化性クリームで磨く。
なかでも(1)の行程が重要です。 汚れや前のクリームが残ったまま化粧をするといわゆる厚化粧となり通気性が損なわれ、取り返しのつかないひび割れの原因となります。


Q3雨で靴が濡れてしまったら
A3「天然皮革の靴は濡らしてしまうと×!」と言われますが、そんなことはありません。水と革は相性が良いのです。よく雨が原因で靴にシミが出来てしまうことがありますが、これは水のせいではなくて水と一緒に吸い込まれた不純物が革の繊維の中に残されてしまったからです。ですからこのシミを作らないためには、まず泥などの汚れを落とし、水を含ませ固く絞った布を使って靴全体をまんべんなく濡らすように拭いてください。次に、ゆっくりと陰干しで乾燥させて下さい。その際、本来必要な水分も一緒に揮発してしまうので、最後にデリケートクリームでしっかり水分の補給をしてください。


Q4梅雨時期の保管方法は?
A4乾燥材を入れ、できるだけ湿気の少ないところに保管して下さい。天気の良い日に取り出してみることも必要です。カビが出てしまったら必ず乾いた布で払い落したり、拭き取って下さい。その後、ステインリムーバーや除菌タイプの消臭スプレーを布にとって良く拭いてください。靴箱に保管するときには、靴箱にも消臭(除菌)スプレーをしておくことをお奨め致します。


Q5エナメルの靴のお手入れ方法は
A5エナメルは別名パテントレザーとも呼ばれ、ウレタンなどの光沢のある合成樹脂で被膜を作って、仕上げられています。ですから普段のお手入れは専用クリームか、薄めた中性洗剤をつけた柔らかい布で拭き取り、乾燥後、乾いた柔らかい布で空拭きすると奇麗になります。


Q6スウェードやヌバックのお手入れ方法は?
A6クリームが使えないので、代わりに保革と補色の効果があるスプレーを使用します。ブラッシングや消しゴムなどで表面の汚れを落としたあと、スプレーしてください。しみ込んだひどい汚れになると専用シャンプーか中性洗剤を薄めて洗うしかありません。ヌバックに関しては、もともと革の表である銀面をわざと傷つけている革ですから、洗う際に少しくらいゴシゴシされても大丈夫です。